2008年7月23日水曜日

GT200対R600のはなし

GT200対R600の話をまた見つけた。

http://journal.mycom.co.jp/special/2008/gpu01/006.html

基本的には、後藤記事と趣旨は同じ。確認できるので、為にはなった。

どうも、「GT200はあんなんつくっちゃってやばそうだけど、汎用とかHPCでやってく道というのがひょっとしてありえるのかな!?」と世の中は思っていて、みんなわからんということのようだ。


最近では、Cellがいい試金石となるだろうか。高いパフォーマンスがあって、汎用CPUとして登場したが、その後どうなっただろう。ゲーム分野では、使いづらいと文句をいわれながら、なんとか性能を発揮している。一方、他の分野では、その凄い性能を生かすアプリが爆発的に広がるなんてことはなかった。

やはり、世の中、すべての分野で処理不足がおきているわけではないので、すべての分野で導入がされるなんてことはあたりまえだが、ありえない。逆に今の計算能力でできることをやるように社会構造ができているのだから、大抵のところは現状を維持してやっていける。だから、例え、Cellがあと10倍性能がすごくても、世間への普及なんてたいしてかわらなかったのじゃないだろうか。

性能向上が必要な分野がどれだけあるのか、どれだけ生まれるのか、その市場規模がプロセッサの開発、生産にとって十分大きいのか、そういう非常に予測し難いことを考えて、天秤にかけることになる。

どれだけの性能があったら、社会を変革するようなことが起きるだろうか。そう考えると、やっぱり、人間のある部分の知能におきかわる様な知的処理が実現する性能が得られたときじゃないかと思う。

だとすれば、あと少なくとも1000倍はいるだろうか。話がずいぶんと変な方向に来たな。

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