2009年6月16日火曜日

1996年の神経細胞の並列計算

たまたま、Traubの1996年のNatureの論文を読んだ。
普通、神経細胞のモデルの話でNatureはなかなかない。やっぱTraubは偉い。

数十個のニューロンからなるネットワークモデルの話。方法にIBMのSP1とSP2という並列計算機を使ったと書いてある。このころから、並列計算機でやってたのか。

で も、SP1とSP2って知らないな~と、ネットで探してみたところ、なかなか詳しいスペックとかでてこない。ようやくでてきた資料によると、どうやら1 ノードで125~250MFLOPSくらいらしい。13年まえだから、そんなもんだろうか。今のGPU1チップと比べれば、4000倍以上の性能差。

4000倍も遅けりゃ、数十個の神経細胞のネットワークでも並列計算したくなるか。さすがTraub。っていうか、Traubって所属IBMなのか。 かっこいい…。もともとIBMは脳の研究とかに近いってことか。だからBlue Brainとかやっちゃうんだな。

は!IBMだったら、脳科学者をやとってくれるかな?でも下克上が大変そう。

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