2009年10月11日日曜日

GPUとCPUの融合

最近、よく話を聞いたり、自分でも感じるのが、GPUとCPUの間のデータ転送の問題。クラスタ組むとき、対外ここがボトルネックになって、問題である。

じゃあ、GPUとCPUを統合すればましになるんじゃないかって考えるけど、ビジネス的にはGPUとCPUの組み合わせを選べないというのが問題になる。

結局、選べるのがいいのか、融合した方がいいのかを比べて、市場が決めるわけだ。

IntelとAMDはGPU内蔵を進めてるから、もうすぐディスクーリートGPUと混合CPUGPUの対決がみれることになる。

でも、クラスタで役に立つとかって、あんまり市場に影響力ないだろうな。一番重要な要素は、一般の人にとってなにが得になるかってことだ。GPUとCPUが融合すれば、データ転送能力が向上して、消費電力もよくなるだろう。これが効くのはネットトップとかかな?

一方、GPUのアーキテクチャの変化はすごく激しくて、それを選択していけるってのは依然として大きな利点となる気もする。でも、それってデスクトップで、しかもかなりマニアな人の話かな。

もし、これからのGPUがモバイルの事情に引っ張られる様になるなら、CPUと融合していくしかないんだろう。

そうじゃなくて、モバイルではないデスクトップで、新しい革新的なアーキテクチャが必要とされることがあるなら、ディスクリートがいいんだろうか。


でも、新しい革新的なアーキテクチャって、結局、GPUのCPU化ってことになるとしたら、極めてCPU的なGPUのLarrabeeが行き着く果てであって、IntelはそれをCPUと融合していけば、GPUのアーキテクチャの変化についていく必要がないのかもしれない。

それに、破壊的イノベーションの視点から見ると、今の特にNvidiaのGPUは行き過ぎている感がある。 そこそこの性能でいいから、GPUをCPUに混ぜていって、モバイルが主流になるっていうのが、結局は王道の気がする。実際、GMAはそれに近い感じで地位を確立してきてるもんね。

あれ、私、CUDAつかっているんで、そんな結論困るんですけど!

まあ、最後は実際の物が出てみないとわからんから、それをみて見極めねばならないな。どうせLarrabeeがCPUに統合されていくのにまだ、2、3年ありそうだし。

もし、CPUとGPUが融合するのが主流になるとしたら、 なにがどうかわっていくだろう。は、それって結局Cellと一緒ジャマイカ?

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