2008年8月22日金曜日

続・Larrabee

IDFがあって、Larrabeeのニュースもでている。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0822/kaigai461.htm

ソフトウェアよりのGPUだから、Ctのこととかもでてくるのが必然か。しかし、CtとNative 言語があるというのは、混乱を招くような気もするけどなあ。

性能に関する印象は、やはり皆同じような感触を持っているようだ。情報をあまり出さないIntelもそこらへんを一番恐れているんだろう。

こうなってくると、HPCやってる人には大うけだけど、一般にはお寒いという、Cellと同じような状況が激しく起きそうだ。これは、CPUとGPUのはざまのチップの宿命だな。どっちつかずだけど、一部のニッチ市場、新興市場のみでヒットという。

コモディティ化の波がものをいうこの業界で、それに乗れないとなると成功はできない。ゲームでもなんでもいいから、数が出てしまえばいいんだけど。HPCでやってるのが生活で使われるような社会が到来する、もしくは作り上げれるというのがあれば、逆にとんでもなく大儲け。

そのカギというのは、高性能チップの性能を使いこなした、キラーアプリの登場ということに尽きるのだろう。

なんにもあてもないわけじゃなくて、こんなんできる、あんなんできるっていうのが、とにかく研究レベルではいっぱいあるわけで、そんなに割の合わない賭けでもないと思うんだけどなあ。

そんなキラーアプリが、実はグラフィック処理の分野にあるのかもというIntelの読みから、LarrabeeはGPUとして舵を切っている部分が、ひょっとしてあるのだろうか?いや、知らんけども。

0 件のコメント: