2009年8月11日火曜日

計算機センタいってきました

今日、とある計算機システムを見学に行った。

大学の計算機部屋とかはいくつか見たことがあるけど、おおきな規模のはみたことがないので、おら、わくわくがとまなねえぞって感じでした。しかし、おえら方がいっぱいあつまっていて、ちょっと怖かった…。

この計算機システムは、当初、PCのクラスタっていうイメージが強かったんだけど、なんと、かなりの量のGPUも搭載していた。GPUはそのうち入れるかもしれない程度なのかと思っていたら、もうすでに搭載していたからびっくり。しかも、PCクラスタとピーク性能は匹敵するくらいあるのだ!いくら価格性能比がいいとはいえ、結構な割合ではいってんなと、感心した。やる~。

やっぱりGPUに時代がきつつあるな。計算機システムを利用する人々の話を聞いても、GPUへの期待がものすごい大きかった。これは意外とGPUの利用率はいいのかも。

こういうセンターに導入されれば、使う機会が出て、ユーザーも増えて、うわさがうわさを呼び、安いし、自分のとこにも入れようとか増えそう。そしたら、GPGPUビジネスやってたら儲かるんじゃねえかと、妄想。GPGPUのコード開発と、GPUをセットで外注しても、価格性能比でCPUよりいいなら、そっち系のソリューション請け負いは、商売になるんじゃないという。

GPGPUはまだ始まったばかりだし、Cellの例を考えても、まだ成功するかどうかはわからないが、まだまだこの業界は面白くなりそうだ。もしIntelがLarrabeeを本気でやってくるなら、GPGPUの普及はさらに促進するだろうから、ますます、存在感増すだろうなあ。

今の世の中、GPUが市場に出回る限り、GPGPUがなくなることはないし、当分GPUがなくなることもないから、それの上で商売するっていうのは、結構、安定するのかもしれない。GPUに足りないのは、最適化のめんどくささを解決することだから、それをできたら大儲けかも。

は、またお金のことばっかり考えしまっている。いけません。

考えを変えてと。GPUのトレンドの流れの先の先をよんで、神経回路網シミュレーションに使うというのを、本格的に考えるべきかも。でも、Nvidia系のGPUはまだ、CPU化が進むみたいだし、Larrabeeもまだいろいろ謎だし、GPUの変化が止まるには、あとちょっと待つ必要がある。

それまでは、既存のシミュレータの哲学とか、アルゴリズムを把握しておいて、GPUアーキテクチャが固まってきたら、GPU用のプラットフォームを作るのがいいかも。あと、2、3年かな。

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