2007年12月7日金曜日

ネットでの発言

最近ブログでの発言が社会問題になったり、それで解雇されたりということがよくニュースになる。
私はmixiやその他掲示板で、人としてこれは最低限というのは守ってきたつもりだが、それだけでは認識が甘いのかもしれない。
ネットでの情報発信が、どのようになされるかを考えれば、実に明白なことだ。ネットでの情報発信は、基本的に誰もが、いつでも、何回でもアクセス可能である。一方、飲み屋でなされるその場かぎりの発言は、その場に居合わせた人間に、ある瞬間、一回きりである。点か、体積かぐらいに、まさに次元が違うのだ。へたな論文より、ある日のくだらない走り書きがより大きな重要な影響力を持つことは十分ありえるのだ。

それが逆に面白いから、流行ったというのはあると思う。しかし、そのような影響力を認識せず、流行に乗って、ネットで飲み屋の発言をすると大変なことになる。ネットでの発言は、猟銃や車のような危険性を持つ道具である以上、飲酒しての書き込みは犯罪的ですらあるかもしれない。

いまのところ、社会はネットを取り込んでもなお平穏ではある。しかし、いつかネットの自由が社会を混乱させ、ネットの自由を制限しなければならない日がくるのかもしれないと、少し恐ろしい気持ちになった。

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